前回のエントリーに物事の順番がつけられない問題に関して書きましたが、息子は未だに時計が読めないのではないかとも最近疑っています。かけ算、割り算、分数の計算などは良くできるので、算数に弱いわけではありません。私の推測では、時間の概念が欠けているか、世間一般の人々と大きく異なっているのだろうと思います。
例えば、息子は時計を一切見ません。あと2分やあと5分という概念は理解しているのですが、今現在の時刻や出かけるまで何分あるか、宿題の期日がいつかという感覚が掴めないようです。
昨日、やりたい事(やらなければならない事ではなく)が幾つかあったようですが、それが出来なかった為にまたもや大パニックに陥ってしまいました。夫は「出来ないということは、息子にとって失敗であり、屈辱なのだろう」と言っています。
しかも、やりたい事に手をつける前にコンピューターでゲームをしたりYouTubeを見て長々と時間を浪費しているので、やらなければならない宿題等をこなした後には本当にやりたい事が出来る時間は実質上無くなってしまうのが現状です。
もしも息子が次から次へ貪欲に色んな事をどんどんこなして行けるような機能的なタイプならばこんな事で悩む必要もないのだろうと思います。
事情をあまり知らない人からは天才肌だと言われる事はありますが、実際に何かに特別秀でている訳でもなく、親の立場からすれば普通がとても羨ましく思えてしまいます。
失敗は失敗ではなく、成功への一つの過程であることを息子に理解して欲しいと思っています。