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息子は、成長の度合いが部分的に大きく異なっている為にそれぞれ折り合いがつかなくてバラバラになっています。
もう少し分かりやすく説明すると、例えば10才になった今でも息子はたまにお漏らしをします。それでも知能が低い訳ではなく、本は沢山読むし、学校の成績は中間くらいです。ところが、洞察力や高いレベルでの思考力はずば抜けていて、私は夫は時々驚かされます。
この一人の人間の中にある矛盾が息子を苦しめています。お漏らしをすることがどういう事なのか、本人は十分理解しているのですが、自分でそれをコントロールするのが困難なのです。
いまでこそ作文はある程度書けるようになったものの、去年までは頭の中にある構想があまりにも壮大なために、それを順序立てて表現しようと思うと固まってしまい、結局は全く何も書けずにいました。本人の頭の中では何が書きたいかはっきりとしている為に、それを現実のものとできないもどかしさは大きく、宿題を破いたり鉛筆を折ったりすることもありました。
成長するにつれて、息子の問題はある程度自然に解決していくのだろうと思いますが、思春期にはさらに別の問題も加わり更に複雑になるのではないかと懸念しています。
息子はたまに詩や文章を書いたり、キーボードを演奏したり、絵を描いたりします。どれが本人に一番合っているのか未だに分かりませんが、何かしら感情を吐き出す事のできる媒体は、精神衛生上重要になって来ると思います。